今回の小平市議会議員選挙は、4月21日に行われて、即日開票、28名が新しく市議に選ばれました。 小平市のまちづくりに関連するテーマで行った立候補者への公開アンケートは、29名から回答を頂きました。無回答1名も含めた30名から、28名が選出されました。ご回答いただいた立候補者及び、選挙の参考にしてくださった有権者の皆様ありがとうございました。 収支報告はこちら


2015年市議選から2019年市議選までの、市議別・会派別の得票数・議席数増減 (Rev.1)

表の左側は、2015年の市議選の結果、右側は2019年4月21日の市議選の結果です。投票率は44.2%と前回2015年市議選の44.4%とほぼ変わらないものの、有権者数が増えたため、投票者は68,551名と前回2015年市議選の65,069名より、3,482名分(5.4%)増加しました。

与党であるフォーラム小平6⇒5名、共産党4名⇒3名、生活者ネットワーク4名⇒3名と、合計3名減少。政和会5名⇒7名、無所属1名⇒3名と2名ずつ増加、公明党6名増減なし、緑の党1名増減なし、与党ではない市議が合計4名増加で、小林正則市長には厳しい結果となりました。会派別の得票数を見ると、政和会+7.4%、公明党+7.2%、フォーラム小平+2.9%と増加、共産党は▲10.3%、生活者ネットワークは▲4.1%と減少、緑の党と無所属は併せて+40.4%と増加しました。
フォーラム小平と生活者ネットワークは、候補者を1名減らして選挙に臨んだため落選したわけではないですが、 共産党は現職議員が1名落選し、3名となりました。共産党及び生活者ネットワークは、革新側から小林市政をチェックすべき会派であるのですが、チェック機能が十分ではないと有権者は判断したといえるでしょう。

4月25日に新たな情報が入りましたので追記します。中江みわ市議がフォーラム小平を抜けて、緑の党の橋本ひさお市議、無所属の伊藤央市議、新人の安竹洋平市議の4名で、一人会派の会という会派を結成しました。議会改革を目的とした会派で、議決の際に会派でまとまって賛否を示す拘束はなく、意見がまとまらない場合は各自の判断で賛否を示すようです。中江みわ市議は市長推薦をもらって市議選を戦っており、引き続き与党の立場を維持することには変わりないようです。

今後、新しい市議の皆様が、小平市議会でどんな質問をするか、議決をするか、選挙広報、公開アンケート結果、公開演説会での発言などと比較して、注目して行きましょう。


公開アンケート結果のPDFによるダウンロードはこちら

・リード文(P1)、市議会の役割、ここ10年の市税収入、小平市一般会計予算歳出の概要などをもとに厳しいことを書かせていただきました。

・注力すべき政策について(P10、注力すべき政策のレーダーチャート)立候補予定者の考え方が比較しながら良くわかります。

・小川駅西口再開発について(P2)(公益施設についてのアイディア自由記述はこちら

・小平駅北口再開発について(P3)(小平駅北口再開発について小平市の役割について自由記述はこちら

・都市計画道路について(P4)(未整備の都市計画道路についての自由記述はこちら

・公共施設再編の問題について(P5,P6)(人口減少時代の公民館の役割、自由記述はこちら

・指定管理者制度について(P7)(指定管理者制度について、自由記述はこちら

アンケート結果の市議会議員選挙に立候補を検討されている予定者の皆様29名の方が回答した公開アンケートの質問はこちら

さて、政治、知りたい・確かめ隊の行った公開演説会の様子がYoutube公開されました。23人が演説しています。公開アンケートは顔写真がないので、どんな人がどんな意見かイメージ出来ないですが、映像を見ながら意見を見てみると意外なことに気づきます。

*)「わたしたちのまちのつくり方」の過去の小平市選挙における公開アンケートはこちら 

2017年小平市長選の公開アンケート

2017年都議選の公開アンケート