市議会議員立候補予定者32人に下記の内容で公開アンケートを行い、31人から回答を頂きました。
市議会は、市の予算を議決する権限を持っています。同様の考えをもつ市議会議員は、会派と呼ばれるグループを作って政策を市長へ提案し、予算化することもできます。
予算の使い方に問題があれば、市議会が否決し修正を求めることも出来ます。
その28人を選ぶのが、4月23日に行われる市議会議員選挙です。このアンケートの回答を、市民の声を聴いて、理解し、行動する「わたしたちの28人」を選ぶヒントにしていただければ幸いです。
小平市の政策で注力するべき10の政策についての優先度
小平市の人口は、小平市人口推計報告書 補足版(2019年8月)によれば、2025年の19万7千人をピークに減少して少子高齢化が加速し、2045年には18万人で、高齢化率が33%、すなわち3人に1人が65歳以上とされています。民生費(社会福祉、高齢者福祉、児童福祉、生活保護など)はますます増加、市税増加は期待できません。
限られた予算を何に配分していくか?
市議会は予算を議決する権限をもっており、28名の市議会議員のみなさまの考え方が重要です。
小平市の政策で注力するべき政策として、ご自分のお考えと近い、最も優先度の高いもの3つと、次に優先 すべきもの3つ以内で、以下の10つのカテゴリーから番号で選択ください。
1.安心・安全、防災・災害対策【安全・防災】
・防災行政無線デジタル化・防災用器具・備蓄品購入・庁舎非常用電源
2.福祉【福祉】
・介護/障害者/高齢者福祉・児童発達センター・生活保護・女性相談体制、女性再就職サポート
3.子育て支援【子育】
・保育施設・学童クラブ・児童館整備・小中学生の時間外での教育、居場所つくりの拡充
4.健康維持・増進【健康】
・健康維持・増進・運動施設整備、利用の促進・こだいら健康ポイント事業
5.環境保全【環境保全】
・鎌倉公園、武蔵公園の整備・用水保全、保存樹林事業、公園整備維持・リサイクル・省エネ・ゴミ削減、食物資源(生ごみ)循環事業
6. 都市基盤整備【都市基盤】
・小川駅西口、小平駅北口駅前再開発・鷹の台駅前広場の整備・都市計画道路・道路整備事業・自治体DX、市役所ICT化、テレワーク実証実験
7.地域経済振興【地域経済】
・農業振興、食育、地産地消の推進・商店街活性化・観光まちづくり・起業支援
8.教育、コミュニティ支援、生涯学習【コミュニティ】
・学校体育館冷暖房設備・市民活動/自治会支援・学校給食センター更新
9.人口削減、税収減少にむけての政策【人口減少】
・中央公民館・健康福祉事務センター・福祉会館統合・十一小の更新、基本計画
10.感染症対策【感染症】
・保育所・要介護者・介護・障害者施設等感染症対策・市内店舗感染症対策改修補助事業・感染者自宅療養者の支援・新型コロナワクチン接種事業
※)上の例は、令和4度一般会計予算書、令和4年度小平市わかりやすい予算から抽出して当会で作成したものであり、カテゴリーを説明するために記述した例でありカテゴリーの内容を限定するものではありません。
レーダーチャートでは、外側の10角形が最も高い優先度を示し、内側の10角形が次に高い優先度を示しています。
上の質問の10の項目から立候補予定者が選択した優先度の高い3つの項目と次に高い3つの項目を結んだかたちで、それぞれが考える優先度を総合的に表現しています。
回答の会派名は所属人数の少ない順かつ五十音順に掲載しています。会派内の立候補予定者名は敬称略、五十音順に掲載しています。
本人が記述した所属会派名または所属政党名を記載しています。
立候補予定者の質問文のオリジナルは、下記のリンクPDFがあります。
わたしたちのまちのつくり方による2023年4月市議選公開アンケートのご案内
2023年の市議選の立候補予定者の皆様、ダウンロードして回答をいただき送って頂けますとありがたいです。
前回の2019年4月市議選アンケート結果と質問の回答はこちら
2021年4月市長選挙アンケート結果と質問の回答はこちら
ご回答くださった31名の市議選立候補予定者の皆さま、どうもありがとうございました。