市議会議員立候補予定者32人に下記の内容で公開アンケートを行い、31人から回答を頂きました。
市議会は、市の予算を議決する権限を持っています。同様の考えをもつ市議会議員は、会派と呼ばれるグループを作って政策を市長へ提案し、予算化することもできます。
予算の使い方に問題があれば、市議会が否決し修正を求めることも出来ます。
その28人を選ぶのが、4月23日に行われる市議会議員選挙です。このアンケートの回答を、市民の声を聴いて、理解し、行動する「わたしたちの28人」を選ぶヒントにしていただければ幸いです。
動画で話をしている小平市都市計画マスタープラン改定(素案)に対する市民意見公募手続(パブリックコメント)の実施結果 はこちら、P49の意見のNo.98からNo.103までをご覧ください。
前回の選挙での市議会議員選挙の公開アンケートはこちら
小平駅北口再開発について
1963年に小平駅北口の駅前広場と乗り入れ道路である都市計画道路3・4・19は小平市都市計画として決定されました。2015年9月に小平駅北口地区再開発準備組合が設立され、1963年の都市計画決定の検討範囲を約4倍に広げて、東京街道の南側まで開発範囲を拡張し、高層ビルを2棟建設する計画が検討されています(※)。
一方で1963年策定の都市計画決定通りに駅前広場と都市計画道路、小平3・4・19号線の整備を進めることは否定しないものの開発エリアを拡張する再開発準備組合とは意見の異なる地権者グループがあり、再開発準備組合は、事業認可に必要な所有権者、借地権者の2/3以上の数、および、所有する面積の2/3以上の同意が得られていません。
小平駅北口再開発準備組合の計画(東京街道南側以下、都市計画の4倍を開発範囲とした案)をこのまますすめるべきと考えますか?
YES NO その他 でお答えください。
会派名or政党名 | 名前 | Q3 | 自由記述 |
社会民主党 | 宮川かずゆき | その他 | 回答に必要な知識や十分な情報を持ち合わせていないので判断が出来ません。全ての利権者の同意を得るのは難しいかも知れませんが、それを目指し丁寧な議論を十分に尽くすことを望んでいます。 |
無所属 | 菊地ゆみ | その他 | |
無所属 | 久松あきら | YES | 北口再開発の案件は、一向に前進していないため、小平市民を憂慮させる案件である。反対派の要望を傾聴し、折衷案を模索することも選択肢のひとつである。対話を継続するべきと考える。 |
無所属 | 水口かずえ | NO | 市は一方的に準備組合の案を押し進めるのではなく、地域住民同士で合意点を探るように、十分に話し合える場を設定するべきだと思います。 |
れいわ新選組 | なかくら茂和 | NO | 北口は南口と比べて利便性が良くないので、開発エリアを再度しっかりと協議した後、再開発自体は進めるべきだと考えます。ただ、26階立てツインタワーに関しては今後の少子高齢化や税収の減少が見込まれる中、撤回も含めて十分に検討する必要があります。 |
生活者ネットワーク | さとう悦子 | その他 | 小平駅周辺の歩行者の安全を守るための整備は急ぐ必要がある。再開発の在り方については人口減少や市の財政状況を見極めながら多くの市民の意見を聞きながら決めていくべき。 |
生活者ネットワーク | 柴尾ひろみ | その他 | 駅周辺の狭い道路や踏切の問題など交通安全の問題は解決が必要と思います。開発の在り方については、近隣住民を含め多くの市民の意見を聞きながら決めていくべきと考えます。 |
日本共産党 | 鈴木だいち | その他 | 小平駅北口再開発・周辺地域の整備は、権利者と周辺地域住民の意見を十分生かし、市民の理解と合意を図るよう市に求める。 |
日本共産党 | ほそや正 | その他 | 小平駅北口再開発・周辺地域の整備は、権利者と周辺地域住民の意見を十分生かし、市民の理解と合意を図るよう市に求める。 |
日本共産党 | 三輪ひろみ | その他 | 小平駅北口再開発・周辺地域の整備は、権利者と周辺地域住民の意見を十分生かし、市民の理解と合意を図るよう市に求める。 |
一人会派の会 | 伊藤央 | 無回答 | |
一人会派の会 | 橋本ひさお | NO | 面積比で地権者の3分の2以上の賛成がないので、組合を設立できず、事業を進められない。この事実を明らかにせよ。道路と駅前広場の整備に限定した区画整理事業に転換せよ |
一人会派の会 | 安竹洋平 | NO | 必要な地権者の同意が得られていない状況でこのまま進めていては地域住民の分断を進めることになります。周辺住民も交えて地権者が十分な話し合いができるよう、市長や市職員が現場に来て尽力する必要があります。 |
フォーラム小平 | 岩本誠 | その他 | 北口エリアの開発は必要と考えます。但し、地域住民、地権者ともっと対話を重ねて進めていくこと、また、その証跡(どの時点でどういう理由で何が決まったのかを振り返ることができる)を残すことが必要である。 |
フォーラム小平 | 岡田しんぺい | その他 | 駅北口前の道路については整備する方向で良いと考える。 |
フォーラム小平 | 川里富美 | その他 | 住民の意向に沿うべき。防災の観点や不便の解消として駅前整備は必要と考えます。 |
フォーラム小平 | 中江美和 | YES | 地権者や周辺住民との意見交換を何度も重ねて丁寧に進めていくべき。また、市においては多様な意見が多く出る中で調整役を果たすべきと考える。 |
フォーラム小平 | 吉本ゆうすけ | その他 | 地権者の意向は一定程度反映される必要があると考える。合意形成に向けて引き続き丁寧な取組が必要である。 |
市議会公明党 | 虻川浩 | その他 | 「準備組合の計画(東京街道南側以下、都市計画の4倍を開発範囲とした案)をこのまますすめるべき」かとの表現はすでに角度付けされていると感じられること、第一義的に当事者である地権者、その他権利者が話し合いで合意を創っていくものと考えることからその他とします。 |
市議会公明党 | 佐藤徹 | YES | |
市議会公明党 | 高橋まさみ | その他 | |
市議会公明党 | 津本ゆう子 | YES | |
市議会公明党 | 橋本こうじ | YES | 地権者の意向をよく踏まえつつ推進する必要があります。 |
市議会公明党 | 幸田昌之 | YES | |
政和会 | 石津はるか | YES | 小平駅北口の道路状況や防災面、市民の利便性といった観点からも再開発は必要と考える。ただ、再開発にあたっては市民の意見が幅広く反映される、できるだけ納得感のある計画にしていくべきと考える。 |
政和会 | 鈴木洋一 | YES | 計画区域内の細街路は、道路事情が悪く、防災面でも課題があることから再開発が必要です。尚、市民の様々な意見が反映された再開発が必要と考えます。 |
政和会 | 外山まなみ | その他 | 計画区域内の細街路は、道路事情が悪く、防災面でも課題があり再開発の必要性はあると考えますが、市民の意見を反映した再開発を進める必要があります。 |
政和会 | 比留間洋一 | YES | 計画区域内の細街路は、道路事情が悪く、防災面でも課題があることから再開発が必要です。 尚、市民の様々な意見が反映された再開発が必要と考えます |
政和会 | 深谷幸信 | その他 | これまでの議論を尊重しながら、西武線の高架化などの事業計画や、商店街や地域への影響等の観点も含め、地権者・地域住民・利用が見込まれる幅広い住民の意見を元にした議論、情報公開などのプロセスを経て、小平駅エリアの整備を進めるべきだと考えます。 |
政和会 | 福室英俊 | その他 | 現在は総論YES。地元同僚議員に随時進捗状況を確認していきます。 |
政和会 | 松岡あつし | YES | 計画区域内の細街路は、道路事情が悪く、防災面でも課題があることから再開発が必要。 尚、市民の様々な意見が反映された再開発が必要と考えます。 |
政和会 | 山田大輔 | YES | 計画区域内の細街路は、道路交通事情が非常に悪く、防災面でも課題があることから再開発は必要だ。 現段階の計画においては開かずの踏切(第一踏切)解消に向けては全く着手されていない。連続立体高架化の小平駅までの延長や3・4・19号線のあかしあ通りとのアンダーパス化(現在どちらも計画はない)等、南口との風通しの良さを解消する事は経済効果に大きく影響すると考える。今後、市民の様々な意見が反映された再開発が必要だ。 |
回答の会派名は所属人数の少ない順かつ五十音順に掲載しています。会派内の立候補予定者名は敬称略、五十音順に掲載しています。
本人が記述した所属会派名または所属政党名を記載しています。
立候補予定者の質問文のオリジナルは、下記のリンクPDFがあります。
わたしたちのまちのつくり方による2023年4月市議選公開アンケートのご案内
2023年の市議選の立候補予定者の皆様、ダウンロードして回答をいただき送って頂けますとありがたいです。
前回の2019年4月市議選アンケート結果と質問の回答はこちら
2021年4月市長選挙アンケート結果と質問の回答はこちら
ご回答くださった31名の市議選立候補予定者の皆さま、どうもありがとうございました。